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東京グール:re 120話「う・つ・わ」 ネタバレ 最新121話情報

      2017/04/11

東京グール:re 120話ネタバレ

トーカの後ろをついていくアキラ。

■ずっと探していた親の仇。その後ろ姿は、ひとりの女性――。

アキラ(内股に力が入らない…)

「………」

(別人の身体みたいだ)

(ラビット…)

(私と亜門上等がずっと追っていた“喰種”…)

(私の父の…)

「…………」

「言っとくけど」

「アンタの父親殺したの」

立ち止まったトーカがアキラを振り返る。

「私だから」

眼を見開くアキラ。

握った拳が震える。

アキラ「…病み上がりの人間を連れ出して何を言うかと思えば…」

「…お前が趣味の悪いヤツで良かった」

「素直に恨むことが出来そうだ」

トーカ「そ」

「なら良かった」

また何もなかったように歩き出すトーカ。

アキラ(……なんなんだ一体…)

「どこまで連れていく気だ…」

子供たちの笑い声が響く。

アキラ「…!」

「次どっちー?」
「僕!」
「え~」

そこには林に囲まれた小さな公園が。

「じゃあ 私鳥やる」

「じゃあ僕犬ー」

「僕が“白鳩(ハト)”?」

アキラ「子供…」

トーカ「“喰種”よ」

アキラ「!」

トーカ「『アオギリの樹』に身を寄せていた“喰種”のうちの一部…」

「家族を失って一人で生きていた子供たち」

「アオギリが島で敗けて その場所もなくなった…」

アキラ「……」

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ヒナミ「お姉ちゃん?」

トーカ「ヒナミ」

ヒナミ「来てたんだね」

トーカ「ちょっとチビたちの顏見たくてね」

ヒナミ「そっか……」

「……」

ヒナミが子供たちを見下ろすアキラの横顔をチラ見している。

子供達「あーっ」

「ヒナミ姉ちゃんだ!」

「お姉ちゃん早く早くー!」

ヒナミ「はいはい」

子供たちの元へ降りていくヒナミ。

アキラ(……フエグチ)

トーカ「ヒナミはアンタの父親が最後に追っていた“喰種”…」

「…ヒナミもあの子たちと変わらない」

子供達「お姉ちゃん」

「ヒナミお姉ちゃん」

ヒナミ「良い子にしてた?」

子供達「また絵本読んでほしいの」

ヒナミ「いいよ沢山もってきたから」

トーカ「親を失った身寄りのない子…」

アキラ「………『失った』、か」

「回りくどいな」

「素直に言えばどうだ?ラビット」

「私の父が殺した(奪った)、と」

冷ややかに言うアキラ。

トーカ「……そうね」

アキラ「ハッ」

「本当に趣味の悪いヤツだ」

「…こんなものを見せてどういうつもりだ」

「同情でも求めるのか?」

「子供らに哀れみを?」

「幼くても“喰種”は“喰種”だ」

「いずれは人を殺し肉を喰らいだす…」

「私は私のした行いを間違いと思ったことはない…」

「父の行いもな…!!」

「……父を誇りに思っている…!!」

トーカ「同情なんて求めてない」

「私はあなたに同情してる」

アキラ「!?」

訝し気な表情を浮かべるアキラ。

「私に…?」

トーカ「つらいでしょ 過去にとらわれて今を生きられないのは…」

「考えたことない?……」

「もし父親が“喰種”を追っていなかったら」

マリスステラを抱き、『アキラ』と自分を呼ぶクレオの姿を思い浮かべてしまう。

アキラ「そんなことを――」

「きくな………」

泣きたいのをこらえているのか、怖い表情で返すアキラ。

トーカはそんなアキラに言葉を続ける。

トーカ「私の父親さ…」

「私たちの前ではすごく優しかったんだ」

「お人よしでいつもニコニコ笑ってた…」

「でも…」

「私たちの知らないところで」

「たくさん人を…捜査官を殺してた」

「食べるためじゃなくて」

「母の復讐のため」

「私ねぇ~!」

「本ッ当に馬鹿だと思った!!」

「そんな下らない事で死んじゃった父さんを、」

「本当にどうしようもないダメ親だと思った!」

「…私は無力だとも思った」

「…私たちじゃ父さんの心を救えなかった」

「母さんを失ったことを一番受け入れられなかったのは、」

「私たちよりも父さんだったんだって…」

「私は父親の行為を誇りになんて思わない…」

「私は自分の親でも間違っていれば否定するよ」

「一緒にいたかったから」

アキラ「……」

子供達「お姉さーん」

トーカ「…!」

子供達「だいじょうぶー?」

トーカ「大丈夫大丈夫」

アキラ「……」

トーカ「下りよ」

アキラ「は…?」

「おりる?」

トーカ「いいから」

アキラ「!?」

アキラの手を握るトーカ。

アキラ「ちょ…」

「おいっ」

無理矢理子供たちの元に連れていくトーカ。

トーカ「…ひとつ言わせて」

「ヒナミは私の見てきた限りでは あなたの父親を怨んだことなんてなかった」

アキラ「……」

トーカ「本当よ」

トーカ「来い」

「ガキんちょども」

アキラ「……」

子供達「いけーっ」

駆け出し、トーカに抱きつく子供たち。

「店長~」

「コーヒーの匂い!」

トーカ「ねぇ、みんな」

「このお姉さんもギュッってしてあげてくれる?」

固まるアキラ「はっ」

子供達「んっ いいよー」

アキラ「……何で…」

困ってる間に子供たちが目の前へ。

「うおっ」

じーーっとアキラを見つめる子供達「いい?」

アキラ「……好きにしろ…」

本当に抱きつく子供たち。
アキラはただただ困惑している。

子供達「いい匂い?」

「んー?」

「なんかおなかがすいてきた」

アキラ「……」

その様子を見てクスっと笑うヒナミ。

トーカ「ヒナミ」

ヒナミ「えっ…?……」

トーカがアキラを顎で示す。

迷うヒナミ「……」

ヒナミの視線に気づいたアキラがビクッと固くなる。

アキラ「……」

ヒナミ「………」

ヒナミがアキラの元へ踏み出す。

そして「さあ来い」と言わんばかりに両腕を広げる。

アキラ「!」

笑顔のヒナミに、アキラが困惑している。

ヒナミ「……」

アキラ「……」

が、そんなアキラの背中を押すトーカ。

「あっ… オ…」

バランスを崩したアキラをヒナミが受け止める。

アキラ「………」

…トクン…トクン

ヒナミ「……」

…クン…トクン…

互いの心音を聞く2人。

アキラ「……」

(……あったかいんだな…)

抱き合ったまま、涙を流し始めるアキラ。

「……っ…ぅ…」

「っ…ううっ…」

「うう… ……うくっ………」

(――誰を憎めばよかったんだろう)

(誰を憎めばいいんだろう―――)

■答えのない自問。それを永遠に繰り返す―――。

東京グール:re 121話へ続く

 

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