東京喰種:re 〜トーキョーグールネタバレ・考察サイト〜

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東京グール:re 103話「ありあまるほどの富」 ネタバレ 最新104話情報

   

東京グール:re 103話 ネタバレ

■在りし日の学び舎に、青年はいた。

【帝鳳大学】

喰種研究会というサークルでの一コマ。

男「小倉氏 あらたな補食事件のニュースですぞ〜」

小倉「これまた興味深いね」

そこにやってくる別のメンバー「お二方!新人くんだ」

小倉「おっ」

「医学部の嘉納くんだ」

一瞬固まる小倉。

(虫でもみるような、)

(そんな目をする男だった。)

103-1

【回想終わり】

どこかのガード下にいる小倉の姿。

■極秘に治療してくれる「医者」を探すため、引いたカードは意外な男だったが…?

現れたのは小倉ともう一人、おかっぱ頭の男(以下おかっぱ)

金木「小倉さん…ですか あなた確か…」

錦「ああ テレビで見たことあるな」

月山「…僕達について」

「ずいぶん出鱈目を流布してくれたみたいだね」

小倉「アレに関しては反省する部分も多々あり ただただお恥ずかしい…」

「現在は『大環(たいわ)アクト』の副幹事をやっております」

月山「たった二人でよくこれたものだ」

「悪意のある相手だったらどうするつもりだったんだい」

「この時世 空腹の“喰種(グール)”は山ほどいる」

妖しげな笑みを浮かべる月山。

錦「…脅してどうすんだよ月山」

月山「交渉相手としてふさわしいか確認しているのだよ」

小倉「…あの名刺は“信頼できる相手”にしかお渡ししていないので…」

月山「ふむ?…」

錦(信頼できる相手…?)

ニコの顔が浮かぶ。

金木「ここに来た経緯については僕は興味ありません」

「……そちらに医療チームがあるというのは事実ですか?」

小倉「……えっ ええ…」

「我々は表向きは対人間のチームですが」

「組織内部に『喰種(グール)に詳しいもの』がいたもので“喰種”に対する医療の知識もあります」

西尾「………」

(“喰種”に詳しくて)

(医療の知識を保有してる奴…?)

小倉「こ…ここではなんです、」

「場所を移しませんか?」

月山たち「………」

何故か移動した先はカラオケ館。

ピピッ

普通に曲を入れる月山。

月山「アッ アー」

アラジンのテーマ『A Whole New World』(英語版)が流れ出す。
普通に歌い始める月山。

103-2

金木「…先ほどの続きです」

「”喰種”に詳しい内部の人間というのは?」

月山「I can show you the world」

「Tell me princess~」

小倉「ええ」

「元々『大環アクト』は 学生たちの活動が基礎になっているんです」

金木「学生の活動…ですか?」

小倉「ええ」

月山「Open your eyes」

「~wonder by wonder~」

小倉「元は上井大学の生徒が中心になってつくられた団体で」

「高槻泉が 自身が“喰種(グール)”だと公表する以前より活動していたグループです」

月山の歌を聞いている西尾(上手ェな…)

103-3

金木(上井大学…)

小倉「厳しい取締まりを受け解散を余儀なくされましたが、」

「形とメンバーを変え、『理念』はそのままに 今の『大環アクト』につながっています」

月山「And~」

うるさかったのか、勝手に歌を止める金木。

月山「アッ」

金木「…『理念』とは?」

小倉「『わたしたちは偶然ヒトに生まれた』…」

錦「……」

小倉「迫害する側される側 生まれたときにそれが決まっている世の中であれば、」

「我々はいがみあうしかありません…」

「その決まりを取り払えば」

「“双方が分かり合えるのではないか”」

「…というのが我々の考えです」

おかっぱ「それを提唱したメンバーの一人が医学生で 色々と試行錯誤し、『喰種に対する医療』に目を向けていたようです」

「…彼女の愛する人が」

「“喰種”だったとか…」

「…!」

目を見開く錦の様子に驚くおかっぱ。

103-4

西尾「……———」

おかっぱ「…ど、どうか…されましたか?」

西尾「…いや、いい 続けてくれ」

おかっぱ「…では…」

金木「………」

おかっぱ「……驚くべきことに」

「人間と“喰種(グール)”それぞれに対する治療行為は、Rc細胞の取り扱い以外でそれほど大きな差異が見られないのです」

マイクで話す月山『“Rc細胞の動きさえ抑えてしまえばヒトに対する施術と同じ方法でいい”…ということかな?』

おかっぱ「その通り」

金木「…『Rc抑制剤』か」

おかっぱ「…! そういうことです」

「お話に聞いた『重傷の女性』…」

「人間の医療をもって治療にあたる段階になっています」

「『赫子による補修』を受け 体内で増殖してしまったRc細胞の動きを『Rc抑制剤』で抑えなければ…」

「ただ『Rc抑制剤』は対策局の専門機関にのみ存在するもので 一般ではまず手に入りませ ん…」

金木「ではラボへ潜入しましょう」

「オマエな…」と呆れる錦。

「お仕事体験じゃねーんだぞ…」

金木「研究室に備蓄されていると博士から聞いた事があります」

月山「…しかし ラボに潜入したとして 薬剤の見分けがつくのかい?」

金木「ええ」

「………」

「何度も嗅いだ」

「あの 鼻腔を満たす饐えた香りを——」

103-5

「…忘れはしません」

在りし日の思い出が蘇る。

月山「………ふむ」

「『Rc抑制剤』を用意したらまたお声かけします」

おかっぱ「え…ええ」

小倉「ご健闘を…」

そう言って去っていく小倉たち。

錦「……まさか 小倉ちゃんが出てくるとはな」

金木「西尾先輩」

「『大環アクト』の設立者って…」

西尾「カネキ」

「…まだ部屋時間余ってんぞ」

「付き合えよ」

103-5

金木「……上手くないですよ」

月山「フッ しようのないお二人だ」

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【CCG本部、特等会議】

宇井「殲滅率1割を超えたところで ピエロは撤退しました」

「ヒットアンドアウェイ」

「コソコソするのが奴らの得意戦法のようですね」

「連日の襲撃に捜査官たちも疲弊しております」

真ん中の席に目をやる宇井。
政がいるはずのそこは空席。

宇井「…局長代理は?」

田中丸「書類の山と格闘中だよ」

「各所から抗議や防衛要請などさまざまなお達しが…続々と」

「局長(吉時どの)がいればまだなんとかなったかもしれないが…」

溜息を吐く宇井「いなくなった人間に頼ってどうするんです 望元さん」

「”場”にいる以上は、」

「カードを切っていかねばなりません…どんなに手札が弱くとも」

「あの…」と弱弱しく手を上げる旧多。

宇井「…なんだ旧多一等」

旧多「これ…つくってみたんですけど…」と書類を取りだす。

「回して頂いてよろしいですか?」

鈴屋「??…」

黒磐「逆だ」

宇井(…へぇ)

旧多「ピエロの出現地点の分析です」

ペンを取る旧多。

「次の出現予測がつけばと思いまして…」

「一見ランダムに見えるピエロの襲撃に すこしでも規則性がないか検討してみました」

「彼らは我々『CCG』が対処しにくいように2隊に分かれ、23各区を”対極”に襲撃します」

「この分断された2隊を 仮にAグループBグループとしましょう」

「AとBは連携をとりあい 同時に襲撃を行います」

「そして戦闘を終えると 逃げすがら数班に分かれ、更に襲撃を繰り返します」

「そして以前襲った区は 【CCG】の防衛強化を警戒してか いまのところ再襲撃していません」

「① 『23各区を対極に襲う』」

「② 『再襲撃はいまのところなし』」

「データは多くありませんが…現状だとこの2点が分析できます」

宇井(“資料をまとめるのが上手い”…とキジマ准特等から聞いてはいたが…)

(成る程な 統計も正確だ)

田中丸「…となると」

「次は9区と18区等のラインをA,Bが襲う…という事だね? 旧多ボーイ」

旧多「いえ」

「次は”C”が本局を狙ってきます」

一同「!?」

宇井(はぁっ…?)

宇井「…“C”とは?」

旧多「A、Bの“喰種(グール)”が減ったときの補充部隊…本隊とも呼べる存在です」

「過去にピエロが現れた時期の資料を漁ってみましたが…」

「彼らは『戦力を散らしてから』『突然中央を叩く』」

「……現在『CCG』は各地区の防衛に力を割き、どこに奴らが現れても対処できる布陣になっていますが……、」

「僕は これが『もっとも危険な状態』だと考えます」

宇井「…『薄く延ばした盾』か」

旧多「はい」

「『広範囲を守るつもりが』」

「『どこを刺されても貫通してしまう』」

田中丸「ふむ…では本局に守りを集中させ…」

旧多「あっ それはそれで奴らの思う壷で」

宇井「うん」

「それではもう一周化区の奇襲が始まるだけだ」

鼻息を荒くする田中丸「…ではどうしろというのだね!」フヌゥー!!

旧多「…かつて和修吉時局長の時代に」

「『CCG』はピエロ相手に同じ状況に陥ったことがあります」

「そのときの『対処法』」

「黒磐・田中丸両特等はよくご存知かと…」

黒磐「……うむ」

ハッと気づく田中丸。

旧多「和修局長は各区の守りはそのままに」

「本局を『最強の捜査官』に守らせたんです」

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宇井「………」

旧多「すなわち」

「有馬貴将」

宇井「……有馬貴将は死んだ」

旧多「ええ、ですから」

「“誰かが有馬貴将になればいい”」

「それにふさわしい人物がいます」

「鈴屋特等」

鈴屋「はい」

旧多「貴方が新たな有馬貴将になるんです」

鈴屋「………」

「本局を鈴屋班に任せ、各区をそれぞれが守る…ということか」

宇井「……」

(たしかにそれなら防御が成り立つ…)

「鈴屋くん」

鈴屋「命令なら」

「いくらでもききますよ」

田中丸「……ではさっそく話を代理に通し…」

宇井「いや」

「これは特等会議 ここでの決定は作戦の決行を意味する…」

「局長代理は“欠席しているだけ”だ」

田中丸「宇井ボーイ…それは…」

宇井「いまは非常事態」

「“無駄なセクション”を挟む必要はありません…———」

「旧多の案で行きましょう」

「全責任は私が負います」

103-7

宇井の固い表情に、異論は無い様子の特等たち。
だが旧多がひっそりと笑みを浮かべていた。

会議室を出た宇井。

宇井(──さっき一瞬…)

(旧多が吉時さんとダブって見えた…)

(それだけで「懸けてみたい」と思うなんてヤキ回ってるな私…)

「!」

「黒磐くん」

黒磐「宇井特等会議ですか」

宇井「ああ ちょうど終わった所だ」

「黒磐特等がいて下さって非常に助かっている」

「会議メンバーから退陣していたのに お呼び立てしてしまって申し訳ない…」

黒磐「いえ 父も久々に張合いのある責務だと申していました」

「…次は本局の守りですか?」

宇井「……!」

「…鋭いな さすが それとも盗み聞き?」

黒磐「いえ」

「瓜江が 次は本局を狙うだろうと予測していたのでそうかと」

宇井「!」

(瓜江…)

「……そうか」

(政の犬か…もったいない)

(あちらは袋小路だというのに…)

(アイツは優秀だが人を見る目は最悪だな)

黒磐「…これから食事なのですが良ければご一緒にいかがですか」

宇井「(…珍しいね)いいよ」

パン屋に来た宇井たち。

(……って)

(米林と一緒か…)

(言っとけよな…)

げんなりする米林(なぜオカッパー特等が…)

宇井(パン屋だし…)

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「いらっしゃいませ」

依子「あっ 黒磐くん こんにちは」

米林「依子しゃん」

依子「才子さんもいらっしゃい」

店内に座る3人。

武臣「知り合いですか?」

米林「そやでえ」

「ブジン ここのパン屋に足しげく通っておるんや」

宇井「ふーん なんでタメ口?」

新聞を読んでいる店長「………また“喰種(グール)”か…」

「どうなっちまうんだろうな この先…」

依子「店長…」

「不安なのはみんな一緒ですから」

依子「……」

そんな依子の横顔をじっと見ていた黒磐「小坂」

依子「何?」

黒磐「結婚しないか」

103d

■…ずっと、そう思ってた。

 

東京グール:re 104話へ続く

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